プラクティカルファイアアームズ訓練 よくある質問と答えについて

プラクティカルファイアアームズ訓練 よくある質問と答えについて

Q1.実弾射撃は初めてですが大丈夫ですか? これまでどの様な方がこの訓練を受講して いますか?

A1.実弾射撃、銃を初めて射つ方でも、日本国内で銃器の構造や機能について講義する座 学、及び安全取扱操作についての実践訓練(8 時間程度、日本語対応)を実施しており、渡航前に受講いただけますので、ご安心下さい。
本訓練は過去 10 年間、年齢 21~59 歳迄 の男性・女性、自衛官・警察官、その他官庁機関の専門職従事者、警備業従事者(身辺警 備員等)、調査員、ジャーナリスト/ライター、ハンター、自営業、会社員、学生、等様々 な受講者の方々が修了しています。

Q2.実銃の射撃経験がありますが、国内事前訓練の受講は必須ですか?

A2.原則として、過去に本訓練(国内事前訓練・グアムプラクティカルファイアアームズ 訓練)を受講された方、官庁機関、又はその他訓練機関等で一定水準の銃器取扱訓練を受講、安全基準を満たしていると見做される方については、国内事前訓練の免除対象となり ます。
但し、実技訓練の性質上、一定水準の銃器安全取扱操作に習熟していることが条件で、官庁機関の方についても同様です。 習熟度の確認の為、所属官庁機関における略 歴/取扱銃種/訓練履歴の提出、及びその他訓練機関での訓練実績について、修了証書の 写しの提出や修了・未修了/訓練内容の照会をさせていただく場合がございます。
国内 座学訓練の免除対象となる方についても、座学・実技訓練を通じて銃器の構造、安全規則、 実践的な操作取扱、射撃速度や精度を身につけていただくだけでなく、直接インストラク ターに訓練内容の詳細、現地での生活、その他疑問点等について確認出来る良い機会ですので、国内訓練の受講もお勧めしております。

Q3.国内事前訓練、グアム訓練共に受講制限が設けられている理由について教えて下さい。 また、どの様な審査内容でしょうか?

A3.銃器は職務上携行、或いはスポーツや狩猟等での使用を問わず、誤った操作や誤用・ 悪用により重大な結果を招く道具です。
また、受講希望者の方には昨今の国際・国内情 勢を反映し、適用され得る日米の関連諸法(銃刀法、改正銃器規制法等)による受講審査 と年齢制限を適用しており、実銃の射撃を念頭においた審査となっております。
審査内容・提出書類の詳細については、受講申込の際に別途ご案内させていただきます。

Q4.グアムでの実技訓練はどの様な日程ですか? また実技訓練の内容について教えて下 さい。

A4.実技訓練はハンドガンとカービンの実践射撃訓練を 2 日間で行う為、0900~1630 時頃 迄連続して訓練を行います。 ホテル街からインストラクターと同行した場合、 0700 時 ホテル発→現地ダイナーにて朝食・オープンフォーラム 0900 時 GOSR 着→装備・標的の準備、書類手続き及び安全規約の確認後、訓練開始 1600 時訓練終了、銃器の分解清掃・点検実施 1700~1730 時 ホテル帰着 の様な日程となります。
訓練は全天候・気温下で行われ(※但し、射場及び訓練受講者 にとって安全でない状況を除く)、訓練中の栄養・水分補給(タンパク質、ビタミン、ミネラルや塩分を含むスナック類、電解質飲料や大量の水を持参)や休憩は、装弾及びドリル 内容説明時に随時となりますので、一定の体力・精神力を要します。
訓練内容については、受講者の職種、練度、習熟度により異なりますが、修了した内容・ 練度に応じて Basic~Advanced 迄の訓練修了証書と訓練レジュメ(日英語で実施したドリル、 使用銃種、射程、秒数、集弾率等を記載したもの)が交付されますので、官公庁等専門職 の方々は練度の記録や職場に提出する訓練内容証明としてお役立て下さい。
訓練内容の一部として、銃器安全取扱/様々な距離・姿勢・移動時・携行方法からの射撃(至近距離 から遠距離迄)/発射速度・精度の向上/サイトの照準・調整方法/人為的負荷をかけた 状態での応用射撃術/回転不良の復旧・対処/検定・実践射撃コース/銃器の分解結合・ 保守点検等を行います。
本訓練は安全管理上少人数制となっておりますので、予めインストラクターに希望する訓練内容の詳細、使用銃種等についてご相談・調整下さい。

Q5.申込締切後の訓練受講申込み、現地での飛び入り参加は出来ますか?

A5.A3.の説明の通り、本訓練は受講審査やその他準備の関係上時間を要する為、申込期限後の訓練受講をお断りさせていただく、或いは承る場合に追加料金が発生する事があります。
また、現地での飛び入り参加については、申し訳ありませんが受付しておりま せん。

Q6.訓練受講費のお支払い方法について教えて下さい。

A6.現地直接集合・解散の場合のお支払いについては、現金(米ドル又は為替レート換算の日本円)/トラベラーズチェック/クレジットカード等のいずれかを選択可能です。 安価な日本からの航空券・ホテル・現地送迎等一式を含むパッケージについては、現金及び 旅費等一部お支払い分のみクレジットカード対応となっております。

Q7.現地集合・解散の場合の交通手段を教えて下さい。

A7.現地集合・解散の場合、タロフォフォの滝公園駐車場に 0900 時集合、1630 時以降に現地解散となります。
GOSR側の通常送迎対応時間と、本訓練の朝の集合及び現地解散時間は異なる為、タクシー又はレンタカーでの来場をお勧めします。

Q8.訓練時に特定の銃種、装備品を使用することは可能でしょうか?

A8.銃種については、GOSR が保有するレンタル銃(9㎜/.223 口径の軍・法執行機関で採用しているもの)であれば使用可能です。
但し、口径・銃種により追加料金が発生する 場合がございますので別途お問い合わせ下さい。
ホルスターやベルト等の装備品については、日米両国の関連諸法に抵触せず、所属機関・部隊が持ち出しを認めているものに限 ります。
官庁機関等専門職の方については、職務上携行する銃種(或いは類似するもの)、装備を着用しての訓練を強く推奨します。
使用銃種、装備の基準については事前訓練で説明する機会を設けます。

Q9.訓練時の服装について教えて下さい。

A9.訓練は GOSR 第三レンジ(露天で赤土)にて行い、炎天下や降雨下で膝をつく、伏せ る、水溜まりや足場の悪い地面を移動したり、小走りしますので、くるぶしまで覆うスポ ーツ/ハイキングシューズ類、撥水・速乾・伸縮性でゆったりしたパンツ、通気・速乾性のスポーツシャツ、つば付き帽子、前開きするウィンドブレーカー等のジャケットをご用意下さい。
その他準備すると良いものとして、キャメルバッグ等のハイドレーション(水 分補給)、ご自身用の工業・作業規格のアイプロテクション(破砕防護性安全眼鏡)、イア プロテクション(耳栓又はイアマフ)、膝あて、訓練後の着替え(発汗、天候、赤土により 汚れます)等があります。
なお、グアムには合衆国各軍、演習で来島する自衛隊や各国 軍隊も居りますので、訓練中の野戦服やそれに類する制服の着用は、所属機関より許可されている方に限らせていただきます。
日米両国の法令、各機関内規を遵守下さい。

Q10.インストラクターの経歴について教えて下さい。 また、この訓練内容は専門職従事者以外にとって厳しいものですか?

A10.本訓練を主催するのは軍・法執行・セキュリティ、救急救命等様々な機関の訓練を修了、NRA(全米ライフル協会)認定ファイアアームズインストラクターとして 21 年の経験を有し、現在でも軍・法執行・警備業(武装警備)への専門職向け訓練を継続しており、 日英語対応可能なインストラクターです。
本訓練は専門職、審査された一般受講者の方 を含め、受講生の健康状態、体力・精神力に配慮したうえで、銃器の安全取扱いと技術の習熟を主眼としております。
受講生の健康状態不良、安全に訓練を続行出来ない、希望する訓練内容が本人の練度を超えている等の場合にはインストラクターは訓練を続行せず、 ドリル内容の変更、又は訓練中断を判断する場合がございます。 但し、A1.で紹介した通り過去 10 年間で、様々な年齢・性別・職業の方々が安全に本訓練を修了しています。

Q11.パッケージには射撃訓練以外のアクティビティは含まれますか?

A11.島内要所をよく知るインストラクター、GOSR 射場スタッフに詳細をお尋ね下さい。
訓練の往復路、又は訓練後の自由行動時間等に観光地、史跡(軍事博物館や戦跡等)、ショ ッピング(日用品や土産物だけでなく、銃砲店や専門職向け装備品店も含む)、レストラン、 地元の人に愛されるスポット等、様々な場所をご紹介、又は時間が許す限りエスコートい たします。